友人から不妊治療のすすめ 

43歳の誕生日、いつものように友人からバースデーメールが届いた。
でも、いつもと違っていたのは、その2日後にまたメールが届いたこと。
その内容は、不妊治療について・子供のことについての超長文メールだった。

「こんなこと言うと嫌がられるかもしれないけど、
 子供のことはどう考えてるの?
 私の友達が結婚2年目でやっと授かったの。
 子宮筋腫の手術をして、体外受精をして、やっと授かったの。
 もし、子供が欲しいと思っているなら、頑張るべきだと思う。
 ぼーーっとして過ごしていると、どんどん時間は過ぎるよ。
 何もしないよりは、何でもした方がいいと思う。
 子供が欲しいと思うなら、努力すべきだと思う」 等々云々、続いた。

ぼーーっとしてると思ってるんだ。
何にもしないで、ぼーーっとしてるって。

34歳で結婚。不妊に悩んだことはなく、3人の子供を授かった彼女。
結婚3年目で子供がいない私のことを、ぼーーーっとしてるって。

40歳も過ぎれば、妊娠率はドンと下がる。
不妊だ。
この年齢になると、敢えて妊娠・子供についての話題は避けることが多い。
けれど、彼女は子供のいない友達がみんな疎遠になっていくと愚痴る。
子供がいなければ私も遠ざかると心配し、不妊治療をすすめるメールを送ったそう。

不妊に悩んだことのない人にとっては、不妊治療をすることは特別なこと。
彼女は私も不妊治療を特別なことと思い、治療を受けていないと思い込んでいる。
結婚と同時に不妊治療をし、ずっと頑張っているなんて全く思っていない様子。
結婚2年目でやっと授かったという彼女の友人は私と同い年なので43歳。
体外受精1度目で授かったとのこと。
やっと授かった…じゃないよ。
早い方だよ、たった1回の体外受精で授かるなんて凄いことだよ。

結婚3年目に入った私にはまだ子供がいない。
不妊治療をしていることは誰にも話していない。
彼女の中では、2年も経って子供が出来ないのは、不妊治療をしていないから、努力をしていないから…ということらしい。
不妊治療・体外受精すれば、子供が授かると思っている。
そう思っている人は意外と多い。
だから、不妊治療をしていることは話す気にはなれない。

不妊治療をしても、授からない。
何年も頑張ったって、授からない。
子供が欲しいと望んでいる人は、ぼーーーっとなんてしていない。
不妊に悩んだことのない貴方には「何故授からないのか不思議」なようだけど、
妊娠するって、奇跡なんだよ。
その奇跡を信じて、みんな頑張ってるんだよ。

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 妊娠判定2回目は…号泣
⇒ 体外受精3度目の妊娠判定
⇒ 妊娠7週目 心拍確認と来週卒業
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~
⇒ 先生から「着床前診断」のすすめ
⇒ 産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~
⇒ とうとう43歳。これからの不妊治療は…
⇒ 不妊治療をしていること、誰かに話していますか?

 

とうとう43歳。これからの不妊治療は… 

先日、とうとう43歳の誕生日を迎えました。
不妊治療をはじめてもうすぐで丸2年。
妊娠はしても、流産の繰り返し。
夫婦二人で今後の不妊治療を話し合いました。
43歳という年齢。卵子の老化。不育症の疑い。転院するか。等々…

f234.gif

43歳の誕生日は主人が出張のため、家には私ひとり。
夜、スカイプ越しにケーキを食べながら二人でお祝い♪
不妊治療を始めた時、頑張れるのは1年くらいなものだろうと思っていた。
それがもうすぐ丸2年。
41歳だった私はとうとう43歳に。

41歳ではじめて不妊治療専門の病院を訪ねた時、先生は言いました。
「41歳なら、まだ大丈夫ですよ」と。
でも、現在…
「もう時間がないですね」に変わってしまいました。

現時点で考えていることはいっぱある。

不育症検査を受けるかどうか。
検査をしても分からないことが多い。
検査費用が高い。
検査結果に時間がかかる。

今のままの病院で頑張るか。
妊娠した実績があり、期待はできる。
ただ、治療のスピードが遅いのが難点。
また卵子の質を改善しましょうと言われそうな気がする。

ちょっと遠いけど、最後の砦へ行ってみるか。
日本一の実績をもつKLC。
培養技術が高いことが魅力。
でも、この年で自然周期で採卵が可能なのか不安。

高額だけど、着床前診断を考えるか。
既におすすめ出来ないと言われてしまっている。
でも、7ヶ月半後のカウンセリングは予約済み。
正常卵子を求めて神戸まで通うか。

さて、どうするか。
流産手術後の今、生理待ちの状態。
不妊治療についての夫婦議論は続く。

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 妊娠判定2回目は…号泣
⇒ 体外受精3度目の妊娠判定
⇒ 妊娠7週目 心拍確認と来週卒業
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~
⇒ 先生から「着床前診断」のすすめ
⇒ 高齢出産 50代出産は51万人に8人
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ 産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~
⇒ 新型出生前診断の実施病院


 

新型出生前診断の実施病院 

新型出生前診断を実施する病院
血液検査で分かる新型出生前診断はいつ実施されるのか、条件はどういったものか。
昨年から実施すると言いながら先送りされ、日本産婦人科学会により指針作りが進められていました。
血液検査のみの新型出生前診断は簡単に受けることができるため、命の選別に繋がると懸念されていました。
そして先日、2013年4月より新型出生前診断を開始する、実施病院が申請中とのニュースが流れました。
現在、新型出生前診断を実施する病院が申請を行い、審査が始まっている段階のよう。
今後順次審査が始まり、審査を通った病院で臨床研究として実施する予定予定です。
現在、11の実施病院が公表されています。

新型出生前診断を実施予定の病院は以下の通り。
2013年3月12日現在で、NIPTコンソーシアムが公表した11の病院。
(NIPTコンソーシアムとは新型出生前診断に関する研究組織)

北海道大病院(札幌市北区)
岩手医大付属病院(盛岡市)
宮城県立こども病院(仙台市青葉区)
新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)
埼玉医大病院(埼玉県毛呂山町)
国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)
昭和大病院(東京都品川区)
横浜市立大付属病院(横浜市金沢区)
名古屋市立大病院(名古屋市瑞穂区)
兵庫医大病院(兵庫県西宮市)
長崎大病院(長崎市)


申請し準備が整った病院は、今後順次公表リストに追加される予定。
審査を通れば、約20の病院で4月にも検査の実施が可能になるとのこと。

新型出生前診断については、命の選別に繋がると議論がなされていました。
しかし、羊水検査と違い、血液検査だけで出生前診断が出来るため流産などのリスクがなくなる。
また、妊娠の早い段階(10週以降から)血液検査だけで検査ができる。
新型出生前診断が実施されれば、胎児のダウン症など3種類の染色体異常が高い精度でわかることから、多くの人が受診を希望する可能性があると見られています。
民間会社が先月、海外渡航して検査するサービスの開始を発表したところ、約2週間で100件を超す問い合わせがあったといいます。
新型出生前診断がいかに関心が高いか…ということなのでしょう。

⇒ 新型出生前診断、実施 15の病院で始まる

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 高齢出産 50代出産は51万人に8人
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ 産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~
⇒ ダウン症が血液検査で分かる新型出生前診断、実施へ
⇒ 今夜、再放送「出生前診断 そのとき夫婦は」
⇒ 不妊に悩むカップルの半数は男性に原因
⇒ 新型出生前診断の今
⇒ 新型出生前診断は進まない
⇒ 神の領域~iPS細胞から卵子を作る~
⇒ 新型出生前診断の指針、やっと発表

 

不妊治療が出来るって幸せ 

休みが明け、ブログを見て驚きました。
私の知らない間に、コメント欄にはびっしりと激論の跡が。
匿名でのコメントが多かったので、申し訳ございませんが、ここでまとめて返信させて下さい。

このブログには私と同じように高齢で不妊治療を頑張っている方がたくさん遊びに来て下さいます。
しかし、中には批判的な意見の方もいらっしゃいます。
人の考えはそれぞれなので、その意見を否定する気はありません。
ただ、人それぞれ、色んな思いを抱えて治療されています。
高齢、高齢と言われますが、皆さんは出来れば早くママになりたかったのではないかと思うのです。
私はなりたかったです。
でも、なりたくてもなれなかった。
だから、今出来ることを頑張っています。
高齢出産や不妊治療に対する批判や中傷も少なからずありますが、出来ればそうでないコメントを頂ければ嬉しいですね♪

熱い激論、ありがとうございました!



不妊治療が出来るって幸せ
化学的流産1回、稽留流産2回。
流産手術も体にはとても負担がかかる。
不妊治療を続けても、本当に赤ちゃんが授かるのか不安でたまらない。
でも、不妊治療ができる今を幸せだと感じます。

2年前に結婚し、すぐに不妊治療をはじめました。
2年経った今も、子供は授かっていません。
けれど、不妊治療ができることは凄いことだと私は思っています。
結婚していなければ、不妊治療することはなかったはず。
結婚していなければ、子供が欲しくてもその努力すらしようがなかったのですから。
主人と出会えたことに感謝です。

私がまだ独身だった頃。
当時の上司が言った一言がずっと心に残っていました。
仕事をバリバリこなすキャリアウーマンでした。

「私は他人と生活することなんて絶対に無理!
 だから、結婚しなかったことは後悔していない。
 でも、たった一つの心残りは“子供を産まなかったこと”

彼女は当時50歳。
仕事は大好きだけど、子供は大・大・大嫌い!という性格。
それでも、自分の子供は欲しいと考えていたのだと知りました。
その時、彼女は言いました。
「貴方ならまだ間に合う!」と。
そう言われて、急に焦りを感じたことを覚えています。
けれど、子供を産みたくても相手がいない。
38歳、彼氏もいない。
このまま一生独身かもしれない。
出産のことよりも、一人で迎える老後の方が心配でした。
先の見えない不安でいっぱいだったのを思い出します。

先の見えない不安は、不妊治療も同じ。
でも、不妊治療をし、妊娠に向けての努力が現実として出来ている。
したくても出来なかったあの頃より、ずっといい。
前に進む努力が出来ることが嬉しい。
そして、何より… 一緒に頑張ろうと言ってくれる主人がそばに居てくれる。
こんなに嬉しいことはない。

43歳の誕生日は目前。
「もしも、この先ずっと二人だとしても、きっと楽しいよ。
 だから大丈夫。
 赤ちゃん出来たらいいな♪ そのくらいの気持ちで行こう」
そう言った主人の顔は、満面の笑みでした。

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ 稽留流産、そして流産手術
⇒ 初の凍結胚移植へ(体外受精4度目!)
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~
⇒ 先生から「着床前診断」のすすめ
⇒ 着床前診断 神戸のクリニックへ  その1
⇒ 着床前診断 拒否られた その2

 

着床前診断 その2 拒否られた 

希望を抱いてやってきた神戸・大谷レディスクリニック
 (⇒ 着床前診断 神戸のクリニックへ その1
ですが、いきなり厳しい現実を突きつけられました。
着床前診断を受けるためには、まず今回のように院長先生の診察を受けること。
その後、着床前診断のカウンセリングを受けること。
それから治療がスタートするそうです。
ですが…先生の言葉は衝撃でした。

なんと、
 
着床前診断のカウンセリングは予約待ち、7ヶ月半!


な、な、ななかげつはん?!
もちろん、カウンセリング後すぐに採卵できるわけではありません。
1、2ヶ月後にはなるので、採卵・移植は早くても今から9ヶ月後くらいか。
まぁ、ある程度は予測していたので、仕方ありません。

しかし、それ以上の衝撃が私を襲いました。
これまでの治療経緯など一切見ず、先生は私の年齢を見ておっしゃったのです。

着床前診断はおすすめ出来ませんと。

無表情で淡々と発せられた言葉。
これって、やんわり断られてる? …よね。

年齢が42歳…
着床前診断を受ける頃にはもっと卵子が老化している。
費用がかかるだけで、着床前診断をしても移植できない可能性が高い。
40代の染色体異常は70%。
中には80%、90%という人も少なくない。
さらに、正常卵子があったとしても着床・妊娠するとは限らない。

自分の年齢くらい分かっている。不妊治療歴は2年。流産2回。
それくらいの知識はあります。
ある程度分かった上で、やってきたのに。
門前払い的な先生の対応に超ショック。
でも、先生のおっしゃっていることも、ごもっとも。
自分でも分かっています。
もうすぐ43歳になる。

でも、着床前診断を受けたいと決意し、やって来たんです。
あ~そうですよね、無理ですよねって、帰れない!
これまでの妊娠・流産歴と現在の状況。
着床前診断は通院している先生からのすすめであることも告げました。

けれど、先生は「やはりおすすめは出来ない」としか言いません。
着床前診断なら流産を防げるかもしれない!と期待を抱いていただけにどうしたらいいのか頭は真っ白。
着床前診断を受けるどころか、最初の段階で拒否られてる。

結局、先生とお話した結果。
このまま地元の病院で不妊治療を続けた方がいいとの事。
その結果、妊娠に至らなかった場合、着床前診断を受けたい。
7ヶ月半後の着床前前断カウンセリングを予約したいと言いました。

先生は「予約をとるのは別に構いませんけど…」と。

「構いませんけど」に続くのは否定的な言葉だとヒシヒシと感じました。
さらにショックを受けたのは病院を出た後のこと。
着床前診断の資料の他に、提出したはずの治療データと何故か問診票が手元にあるのです。
受付で書いた問診票まで返されてしまった。
問診票を返されたなんて生まれて初めて… 。
何だか、2度目はないよと言われたように感じてしまった。
ショック連発でさすがの私もネガティブ思考です。
この先、どうしよっかな。。。

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ 3度目の体外受精
⇒ 妊娠判定 高hcg値キター♪
⇒ 稽留流産、そして流産手術
⇒ 初の凍結胚移植へ(体外受精4度目!)
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~
⇒ 先生から「着床前診断」のすすめ
⇒ 着床前診断 その1 神戸のクリニックへ

 

着床前診断 その1 神戸のクリニックへ 

希望の着床前診断!いざ、神戸へ!
神戸への帰省は随分前から決めていました。
お正月は妊娠中で帰省しなかったため、3月に帰ろうとスカイマークのチケットは手配済み。
そんな時に先生から出た着床前診断という言葉。
凄いタイミング!
今でしょ!って言われてる気がした。
着床前診断ををすすめられた日、即・大谷クリニックへ電話。
ラッキーなことに帰省予定中に予約が取れたのです。
これは間違いなく「行け」って言われてる!…と思い込みの激しい私は一人で納得。

 f235.gif

ただ、着床前診断を受けるには、まず院長先生の診察を受けること。
その後、着床前診断のカウンセリングをけなければならない。
しかし、そのカウンセリングの予約は電話では不可。
とりあえず、院長先生の診察を受けなければ先に進めないということ。

帰省した日は私にとって特別な日。
家族でも胸に残る日はみんな違っている。
父は仕事が再開できた日。
母は家が再建された日。
祖母は避難先から家に帰って来た日。
そして私は、全壊した我が家が解体されたこの日。
さら地を前に「絶対、ここに帰ってくる!」と誓ったことを思い出す。
改めて、あの頃の自分に負けられない、と思う。

震災をしみじみと思い出すのは、大谷レディースクリニックの場所が理由。
着床前診断のために訪れた大谷クリニックは神戸・三宮駅の真ん前にあるミント神戸というビルにある。
ミント神戸は震災の11年後に再建されたビル。
阪神淡路大震災当時は「神戸新聞会館」という古めかしいビルだった。
ビルの壁一面に描かれた富士山が大好きだった。
神戸市民に親しまれていましたが、老朽化が激しく震災の数年前から解体の話が出ていた。
しかし、バブルが弾け、ビルの建て直しは先送りされ、結局震災で崩壊。
子供の頃、映画を見るときはいつも神戸新聞会館。
待ち合わせするのはきまって神戸新聞会館のモニター前。
そして、震災当時、私はその神戸新聞会館内で働いていた。
大谷クリニックのあるミント神戸は思い入れがある反面、震災を鮮明に思い出す場所であり、ずっと避けていた場所なのです。

でも、着床前診断を受けたいと決め、久々にやって来たこの地。
エレベーターを待っているだけで、すでに息苦しい…PTSDが再発するのではと怖くなる。
大谷クリニックのある14階へ到着。
窓からの景色。特に、東側は震災前とあまり変わっておらず、懐かしさと悲しさで胸がいっぱいに。
18年前、働いていた頃が蘇る。
震災が起こった時間がもう少し遅ければ、私はビルと共に死んでいただろうな。
待ち時間の間、窓の外の風景を見ながら地獄だった十数年を思い出して気持ちはどんより。
あぁ、やっぱりこのビルは気持ちが落ち込む。
あの頃、私はまだ24歳だった。
あの頃、結婚していれば、今頃は子供いたのかな…
震災さえなければ結婚してただろうから、きっと。
壊れてしまった過去を思い出しながら、待つこと1時間15分。
診察の順番が回ってきました。

でも…せっかく来たのに、さらに気分が沈む院長先生のお話が始まりました。

長くなってしまったので… つづく。 ⇒ 着床前診断 その2 拒否られた

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ 3度目の体外受精
⇒ 妊娠判定 高hcg値キター♪
⇒ 稽留流産、そして流産手術
⇒ 初の凍結胚移植へ(体外受精4度目!)
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~
⇒ 先生から「着床前診断」のすすめ

 

先生から「着床前診断」のすすめ 

着床前診断(ちゃくしょうぜんしんだん)
着床前診断とは、受精卵が胚盤胞前後にまで成長した段階で、受精卵の遺伝子や染色体を解析する技術。
染色体異常を発見することが出来ることから、流産の予防や体外受精の妊娠率を上昇に期待が出来る。

着床前診断は必要条件をクリアした実施者によって、日本産婦人科学会の認可を受けた施設でのみ行なわれており、日本では、まだ認可施設数は少ない。
また、実際に着床前診断を行う時もその対象者ごとに日本産婦人科学会に申請し、認可された対象者に限って行われています。
認可の必要がなく着床前診断を実施している病院はとても少ない。



2度目の流産手術後から3週間後に生理、子宮鏡検査、そして血液検査。
その後、先生からお話がありました。

「あなたはとても妊娠しやすいようです。
 通常、染色体異常の場合、殆ど着床すらしない。
 稀に妊娠してもすぐに流産します。
 ですが、あなたの場合は4度の移植全てで着床まで至り、
 そのうち、3度も妊娠しています。
 42歳という年齢からすると、非常に高い妊娠率だと言えます。
 しかし、そのため…
 残念ながら、今後も染色体異常の受精卵でも妊娠し、
 流産を繰り返すという結果が考えられます」


先生はじっと黙った後に、おっしゃいました。

着床前診断という方法がありますと。

着床前診断は私も知っています。
昨年、大谷レディスクリニックのニュースを見た時、私は妊娠中。
流産するとは思っていなかったため、着床前診断のことまでは頭にはありませんでした。

「染色体異常を受精後に調べる検査です。
 当院では着床前診断は実施していません。
 移植前に受精卵の染色体異常が分かれば、
 流産を防ぐ確率が上がります。
 ただ、着床前診断を行なっている病院は少ないです。
 神戸の大谷クリニックと、長野の諏訪クリニック。
 あなたの場合、着床前診断という選択も考えられてはと…」


先生から着床前診断をすすめられている!
排卵誘発→採卵→培養→移植→妊娠→流産→流産手術→生理2周期
この一連の流れは半年程の時間を費やします。
妊娠しやすいあなたは、他の人が妊娠しないような染色体異常の受精卵でも毎回妊娠。
そして、流産を繰り返し、時間を費やし、年を取っていく…

先生はそう言っているようです。

「まぁ、まだ凍結胚が残っていますからね。
 次回の凍結胚移植へ向けて準備していきましょう!」


思いがけない着床前診断のすすめ。
流産が続き、着床前診断を考えなくはなかったのですが…
費用がかかること、遠方であることなど壁は高い。
でも、どうしよう。
先生がわざわざ別の病院をすすめてる。
まさか、先生の口から着床前診断の言葉が出るとは思ってもみなかった。

着床前診断。 
どうする、私? どうするのーーー?!


にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 命の選別 着床前診断
⇒ はじめての体外受精
⇒ 妊娠判定2回目は…号泣
⇒ 2度目の体外受精(顕微授精)へ
⇒ 涙の妊娠判定日、再び
⇒ 3度目の体外受精
⇒ 稽留流産、そして流産手術
⇒ 初の凍結胚移植へ(体外受精4度目!)
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日 ~2度目の稽留流産~

 

子宮鏡検査・子宮のダメージ 

子宮鏡検査の痛みは毎回違うことを知りました。
流産手術から28日目に生理。
そして、この生理後すぐに子宮鏡検査。
子宮鏡検査はこれで2度目。
初めての子宮鏡検査の時、いつもの生理痛よりも痛い腹痛。
頭がぼーっとし、先生の声が全く聞こえないほどの耳鳴りといった症状。
しかし、子宮鏡検査後30分もすれば痛みもなくなり、自宅に帰りました。

今回の子宮鏡検査も同じだろうと侮っていたました。
でも、違っていた…
はじめての流産の後だったからなのか、子宮内はとても綺麗。
癒着もなかった
でも、今回は流産2度目の後の子宮鏡検査。
まず、違ったのは耳鳴りが全くしない。
しかし、前回とは比べ物にならないほどの激痛が!
さらに、モニターを見てビックリ。
子宮内にはヒラヒラとした物体が映っていました。
絨毛遺残だ…

「妊娠した後が残っていますね。
 今、取ってしまいますから」

先生は軽く言うけど、前回はなかった絨毛遺残にかなりショック。
激痛に耐えれば、綺麗に取れる。我慢、我慢…先生、早く取って~

「ん~ 残念ながら全部は取りきれないですね。
 まぁ大丈夫です。生理で剥がれていきますから。
 あと2周期生理が来てから、凍結胚移植になります。
 それまでに血液検査を受けてください。
 60項目が分かる新しい検査ですから」

子宮鏡検査が終わっても、お腹の痛みは取れず、さらに気分が悪くなり立ちくらみが…
看護師さんに安静室で休むよう促され、ふらふらでベッドへ。
その後も激痛と吐き気に襲われ、嘔吐を繰り返し、のた打ち回ること3時間。
何とか通常の生理痛程度の痛みまで回復し、病院を後にしました。

最初の流産の時にはなかった子宮のダメージ。
流産を繰り返し、流産手術をすることによって内膜の一部が薄くなるとか。
前回は無かった絨毛遺残を目の当たりにして、悲しくなった。
本当に妊娠できるのかなって。
そして、絨毛遺残により凍結胚移植は生理2周期は待つことに。

なかなか先に進まない。
全然、進まない。

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 激痛の卵管造影検査
⇒ 来た!流産手術後20日で生理
⇒ 子宮鏡検査の痛みと麻酔の副作用
⇒ 恐るべし!子宮鏡検査

 

流産7回するつもりで覚悟して! 

2度続けて流産をしたことで、「不育症」を疑った私。
不育症の検査を受けるべきか、先生と看護師さんに聞いてみました。
すると、先生も看護師さんも「不妊症の検査は受けなくても大丈夫」と。
理由は、40代の人は4回、5回流産するのは普通だから。
また、不育症の検査をしても、原因が分からないことの方が多いから。

そして、看護師さんの力説が始まった!
40代の流産率は40%~50%
染色体異常は70%以上もある。
正常な受精卵はほとんどないと考えなければならない。
その正常な受精卵に出会うまで、頑張らないと!
流産2回なんて、40代では当たり前!
40代の流産は4回、5回経験する人が多いの。
妊娠・流産7回はするつもりで!
それくらいの覚悟を持って!
40代の妊娠はそれほど難しいんですよ。
でも、あなたは妊娠出来たんです。
卵が育たない、採卵出来ない、受精しない、移植できない、着床しない、妊娠しない。
そんな方がたくさんいるんです。
そんな中、あなたは3度も妊娠できたんですから、自信を持って!
諦めることは簡単。
でも、諦めたらそこで終わり。
それに、妊娠・出産よりも、その後の方が大変なんだから。
産まれた後に子育てを投げ出すことなんて出来ないのよ。
もっと大変なことが待ってるの。
だから、ここで諦めないで!

50代後半くらいの看護師さんでしょうか。
一気に畳み掛けるように発せられた言葉は熱くて力強かった。
流産7回には驚いたけれど、流産2回で落ち込んでちゃダメなんだ!
40代での妊娠・出産は大変なことだと改めて痛感。
だからこそ、今出来ることは何だろう…

にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村

 関連記事 
⇒ 稽留流産、そして流産手術
⇒ 神様はいなかった~稽留流産の確定~
⇒ 妊娠判定落ち込む私に酷なオメデタメール
⇒ 妊娠7週目 心拍確認と来週卒業
⇒ 卒業するはずだった日の長い長い1日
⇒ 私、なんでこんなとこいるんだろ ~2度目の流産手術~
⇒ また…流産手術直後に酷なメール


 
PR
スポンサードリンク
プロフィール

noco122

Author:noco122
45歳。不妊治療3年半。卵管閉塞と精子無力症のため、顕微授精をしています。2度の稽留流産で泣き崩れましたが、着床前診断を受けるため大谷クリニックへ転院し、待望の妊娠!はじめてのマタニティライフを送っています。

カテゴリ
FC2
フリーエリア