激痛の卵管造影検査 

卵管造影検査の痛みについて
卵管が細い。 または、卵管が閉塞している
不妊原因を占める大きな1つと言われています。
卵管造影検査は、子宮の内部の形の異常と、卵管の通過性を検査するものです。
造影剤を注入して、レントゲン写真を撮ります。

私は初潮の頃からずっと人並み外れた生理痛に悩まされてきました。
そして、22歳の時に初めて産婦人科を受診したのです
毎回毎回襲われるあまりの激痛に、もしかしたら「子宮内膜症」かもしれないと思ったからです。
不安ながら受診しましたが、それは心配がないことが分かり、ほっとしました。
しかし、それとは別な不安が生まれました。
その時のお医者さんから言われたのです。
「ちょっと細いですね。
  結婚して子供が欲しいと思ったら、がんばりましょう」
と。
この時に、私は妊娠できないのかもしれないと漠然とした不安に襲われました。


実際、結婚して子供が欲しいと思っても、その言葉が頭に残っており、私のせいで出来ないかもしれない。
そんな不安ばかりでした。
そして、その不安が明らかになる時が来ました。

それが子宮卵管造影検査です。

初めてのことは何でも不安ですよね。
不妊専門クリニックに通院しはじめ、何もかも初めてのことばかり
「不妊治療は辛い」と聞くけれど、一体どんな苦痛があるのか最初は分からないでいました。

いよいよ子宮卵管造影検査を受診することになり、前もってどのようなものかをネットでチェックしてみました。
痛みは人ぞれぞれ。
全く痛みを感じない人もいれば、激痛でもう二度としたくない!という人も。
出来れば、痛くありませんように…
そう祈っていました。

検査当日。
準備するものは、ナプキンとショーツ。

検査衣に着替え、ナプキンはショーツに付けて、ポケットへ。
見たことのない装置を目の当たりにして、緊張が走ります。
台の上に上がるり、横たわります。
お腹の位置にレントゲンのカメラが来るように看護士さんに促され、もぞもぞしながら位置を調整。

しばらくすると、先生がお見えになりました。
先生 「卵管造影は初めてですか?」
私 「はい」
先生 「ゆっくりチューブを入れていきますよ。造影剤が入ってきたら、モニターで見えますからね」
優しい口調で、モニターを指差しました。
先生 「見えますか?流れてきているのが」
私  「はい」
この時までは、何とか返事も出来、呼吸も大丈夫でした。
でも、次の瞬間、下腹部から起こる何ともいえない気持ち悪いような重たいような痛みが沸き起こってきました。
途端、息が苦しくなりはじめました。
私  「はぁはぁはぁっ」
先生 「あ、痛いですか?痛いですね」、息はゆっくり。ゆーっくりしてください」
私  「は、、、はい」
先生 「左は通りましたね。ん〜右が…」
私  「はぁはぁはぁっ」

もう息が出来ません。
過呼吸状態 になってしまい、頭が真っ白になってきました。

先生 「あぁ、右が全く通っていきませんね」
私  「はぁはぁっっ」
あまりの激痛に先生の言葉に答えることも出来ません。
早く終わって!!お願い!
息をすることよりも、そう願っていました。

この検査をすると、詰まっていた卵管が造影剤を通すことで、元通り開通し、検査後に妊娠する人も多くいると聞きます。しかし、私の場合は残念ながら、右側は閉塞していました。
閉塞しているところへ、無理やり通そうとしていたため、激痛に襲われたようです。

検査が終わり、頭がぼぁ〜っとする中、看護士さんがショーツを履かせてくださいました。
ゆっくりと、台からおりましたが体も頭もフラフラ。
すぐに先生が画像を見ながら、説明。
「右側は詰まっていますね。左側は通っていますが、このようにかなり細いです・・・」
この辺りまでは聞き取れました。
しかし、次の瞬間!
目の前が真っ暗になり、そのまま意識が遠のきました
看護士の「大丈夫ですか!?」の声で、うっすらと意識はありましたが、抱きかかえられて安静室へ。
「痛みが酷いようなら、座薬を用意しますから言ってください。このボタンを押すと係りのものが来ますからね」
痛みは断続的にやってきました。
といっても、生理痛が酷かった私にはその痛みに似ていると思い、我慢してしまいました。
しかし、痛みだけではなく、吐き気が襲ってきたため、ボタンを押しました。
が…誰も来てくれません。
押し方が悪かったのか、たまたま誰も気付かなかったのか。
その後1時間ほどは激痛に耐え、ベッドでうめき続けました。
ようやく落ち着き、少し眠ることが出来ました。

別の看護士さんが見え、「あまり痛みは我慢してほしくないんですよ。座薬してほしかったです」と言われ、驚きました。
だったら、先に言ってぉ…痛かったのにって思いました。
少し年配のその看護士さんは私の検査結果を見て、おっしゃったのです。
「先生はどうおっしゃるか分からないけど。片側が完全に詰まってるから、私は体外受精をすすめるわ。年齢的に、時間をかけるのは勿体ないと思うの」と。

子宮卵管造影の激痛。
そして、体外受精でしか子供は望めないという烙印。

辛い1日が終わり、ふらつく体でひとり電車に乗り、自宅へ帰りました。

出来れば、子宮卵管造影検査は二度としたくありません。


 
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プロフィール

noco122

Author:noco122
45歳。不妊治療3年半。卵管閉塞と精子無力症のため、顕微授精をしています。2度の稽留流産で泣き崩れましたが、着床前診断を受けるため大谷クリニックへ転院し、待望の妊娠!はじめてのマタニティライフを送っています。

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