体外受精セミナーに参加してみた 

不妊専門クリニックに通院しはじめて、私たち夫婦の不妊原因が分かってきました。
私の片側卵管閉塞。
夫の精子無力症。
そして、年齢。

タイミング療法と人工授精を2回試みましたが、ダメでした。
夫はもう少し人工授精で頑張ってみようといいました。
けれど、私は違いました。
抵抗はあるものの、体外受精にステップアップした方がいいのかも…と思っていました。

それは、卵管閉塞が分かったときのこと。
まだ人工授精もしていなかったころです。
看護士さんがおっしゃったのです。
「年齢的に、私はすぐにでも体外受精をすすめるわ」
あまり期待の持てない治療をしていては時間が勿体無いという意味です。
若い人たちと違い、1回1回の排卵が貴重だとおっしゃっていました。
通院しはじめて間もない頃だったので、かなりショックを受けたことを覚えています。
しかし、しっかり受け止めなければと思いました。
ただ、いきなり体外受精となると、かなり抵抗がありました。
担当医からは人工授精をすすめられ、2回。
その頃、病院で月に1度行われている「体外受精セミナー」に参加するよう勧められたのです。
とりあえず準備のために参加してみようよと、夫にお願いしました。
まだ早いんじゃない?と、渋る夫を説得し、セミナーの申込をしました。

セミナーの案内を見ると、18時〜21時。
3時間も!?
すごく長いけど、3時間も話するようなことがあるの?
そんな風に思っていました。

当日、会場に着いて驚きました。
座る席が無いほどいっぱいの人で溢れていたのです。
セミナーのレジュメを受け取り、何とか二人並んで座れる席を見つけました。
若い方から私たちくらいの方まで年齢層は幅広いようです。
殆どの方がご夫婦揃って。

・加齢による妊娠率の低下
・卵子数の年齢による変化
・体外受精〜胚移植の流れ
・体外受精が必要なケース
・排卵誘発の種類
・採卵の方法
・採卵のリスク
・培精、培養
・胚の分割、経過
・肺移植の方法
・妊娠の判定
・顕微授精
・多胎の危険性
・子宮外妊娠の説明
・胚凍結の方法と目的
・体外受精の費用

などなど。

それまで全く体外受精について知識がなかったため、初めて知ることがたくさんありました。
人工授精がダメなら、次は体外受精しかない。
お金がかかり、リスクのある治療法。
でも、迷っている時間はありません。
人工授精は抵抗はありませんでしたが、体外受精となるとちょっと…と思っていました。
でも、このセミナーに参加してよかったと思います。
がんばろう!
だって、みんながんばってる。
悩んでいるのは私たちだけじゃない。
後悔しないよう、出来ることはやってみよう!
そんな風に思えるようになっていました。

この日、3時間に及ぶセミナーは終了しました。
会場の都合上、延長は出来ないためピッタリ21時で終わりましたが、まだ自己注射の方法の説明が残っていたそうです。
この日「自己注射の説明が出来なかった」という先生の言葉が強烈に残ってしまいました。
自己注射って、自分でするっていうことよね?
えぇ〜そうなんだ。知らなかった… でも、頑張らないと!と決意する私の横で、夫は小さい声で言いました。
「俺、絶対、無理」と。

そして。
このセミナーの2ヶ月後に、体外受精を受けることになったのです。


 
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プロフィール

noco122

Author:noco122
45歳。不妊治療3年半。卵管閉塞と精子無力症のため、顕微授精をしています。2度の稽留流産で泣き崩れましたが、着床前診断を受けるため大谷クリニックへ転院し、待望の妊娠!はじめてのマタニティライフを送っています。

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